タイプディレクター小林章が世界の街頭文字を観察&紹介する書籍『まちモジ』

街頭の文字を観察した書籍『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』が、本日11月7日に刊行された。

2011年刊行の『フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』に続くシリーズ第2弾となる同書では、日本の標識や看板に丸ゴシックが多く使用されている点に着目。外国の標識との比較や、手書き看板職人への取材を通じて秘密に迫っていく。また、ヨーロッパや北南米、アジアで集めた街中の文字をはじめ、マクドナルドや航空会社で使われているフォントなど身の回りの文字を観察し、約350点の写真を織りまぜながら紹介していく。なお、ブックデザインは祖父江慎、鯉沼恵一(共にcozfish)が手掛けている。

著者の小林章は、ヒラギノ明朝の欧文やAXISフォントの欧文などを設計したことでも知られるタイプディレクター・書体デザイナー。現在はドイツに在住し、ライノタイプ社(2013年に社名をモノタイプに変更)のタイプディレクターとして活動しているほか、欧米やアジアでのフォントデザインワークショップ、タイプフェイスデザインコンテンストの審査員なども務めている。


書籍情報

『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』

2013年11月7日発売
著者:小林章
価格:2,100円(税込)
発行:グラフィック社

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(画像上:『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』表紙、画像2枚目から:『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』より)

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