3月1日から全国で公開される実写映画『魔女の宅急便』の予告映像が公開された。
1985年から刊行され、2009年に完結した角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』シリーズ。1989年に公開された宮崎駿監督のアニメ版でも知られている。初の実写映画版となる同作では、原作の第1巻と第2巻をもとに、魔女の血を引く少女キキが黒猫のジジと共に魔女修行の旅に出る様子が描かれる。監督は『呪怨』の清水崇、共同脚本は『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などの奥寺佐渡子が担当している。
今回公開された予告映像では、小芝風花が演じるキキがほうきにまたがって空を飛ぶ場面をはじめ、故郷での様子、とんぼやおソノらの劇中での姿などが確認できる。また、倉木麻衣が同作のために書き下ろした“Wake me up”が主題歌になることもあわせて発表され、同楽曲の一部を聴くことが可能だ。なお、倉木と清水監督から意気込みを伝えるコメントも到着している。
倉木麻衣のコメント
この曲は、『どんな事があっても諦めずに、自分らしく頑張っていこうよ』という想いを込めて歌詞をかきました。サウンド的にも、主人公のキキちゃんがほうきに乗って空を颯爽と飛んで行く、そんな広がる空をイメージして歌わせていただきました。今から映画の公開をとっても楽しみにしています。
清水崇監督のコメント
今回、倉木麻衣さん自身が書き下ろした、彼女一推しの歌を聞いて…いきなりピンときました。映画『魔女の宅急便』のイメージには勿論、倉木さんの輝かしい15周年にも相応しい、元気で透明感のある“新たな出発”の歌を見事に届けてくれたからです。今作は、誰もが知っている作品だからこそのプレッシャーがありますが、共に果敢に挑戦してくれた気がして、監督として、勇気づけられました。これまで、ホラー映画監督のイメージが強い僕も、この映画で、彼女の歌声と共に新たな“Wake me up!”に挑む心意気です!!倉木麻衣さん、ありがとうございます!!皆さん…是非、新たな『魔女の宅急便』篤と御覧ください!
作品情報
『魔女の宅急便』
2014年3月1日(土)から全国公開
監督:清水崇
脚本:清水崇、奥寺佐渡子
原作:角野栄子『魔女の宅急便』(角川文庫、福音館書店)
主題歌:倉木麻衣“Wake me up”
出演:
小芝風花
尾野真千子
広田亮平
山本浩司
新井浩文
吉田洋
浅野忠信
筒井道隆
宮沢りえ
配給:東映
(画像:©2014「魔女の宅急便」製作委員会)