3人組バンド「黒木渚」が年内で解散し、2014年から黒木渚(Vo,Gt)がソロアーティストとして活動することが発表された。
2010年に福岡で結成された黒木渚は、黒木渚(Vo,Gt)、サトシ(Ba)、本川賢治(Dr)の3人で活動。2012年にはプロデューサーに根岸孝旨と會田茂一、ゲストミュージシャンに田渕ひさ子(bloodthirsty butchers、LAMA、toddle)らを迎えた1stシングル『あたしの心臓あげる』を九州限定でリリースし、2013年には1stミニアルバム『黒キ渚』と2ndシングル『はさみ』を発表した。
バンドの解散は黒木の意志によるものだという。出演が決定している『COUNTDOWN JAPAN 13/14』の12月28日公演への出演や、来年6月に開催される東京・渋谷公会堂でのワンマンライブは予定通り行われるとのこと。
黒木渚(Vo,Gt)のコメント
いつも黒木渚を応援して下さっている皆様、ありがとうございます。
皆様にお伝えしたいことがあります。黒木渚は年内で解散します。
そして、2014年からソロとして活動していくことを決めました。突然の発表で驚かせてしまったと思いますが、長い間悩み考えた末に出した決断です。
この場をお借りして皆様に解散の理由を素直にお話しておきたいと思います。端的に言ってしまえば、「もっと良いものが作りたい」という私自身の思いが一番の理由です。これまで私達はライブやクリエイティブ周りの事などに関して、メンバー間で話し合いながら作り上げてきました。メンバーはいつも一生懸命だったし、真剣でした。けれど、いつからか何かが上手くいっていない気が私はしていました。ポジティブで遊び心を失わない集団からしか、クリエイティブなものは生まれてこない、と私は常々思っています。けれど黒木渚はいつの間にかそうじゃ無くなってしまっていた。その時に私達の限界を感じました。
今まで一緒にやって来たサトシとモッチのおかげでここまで来れた事には本当に感謝しています。私の気持ちを二人に正直に話したことは確かです。
私はこれからも黒木渚の音楽を作り続けていきます。
みんなと「一緒に広い景色を見に行こう」って約束したから。本物が作れなければ、本当のアーティストに私自身がならなければその約束は叶わない。より沢山のものに触れ、黒木渚の要素になるものを全力で勉強して吸収していきます。
戦い続ける覚悟は出来ています。
これからの私を見ていて下さい。
(画像:黒木渚)