チームラボのDVD付き書籍『チームラボって、何者?』が、本日12月19日に刊行された。
代表の猪子寿之を中心に、プログラマーやエンジニア、数学者、建築家、デザイナー、CGアニメーター、イラストレーター、編集者など、各分野のスペシャリストから構成されるチームラボ。同書では、伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』をモチーフにし作品『Nirvana』を中心に、日本の空間認識や論理構造とデジタルテクノロジーを融合させたチームラボならではの作品作りや世界観、思考などを紐解いていく。
書籍では、美術史家・山下裕二と猪子の対談や『Nirvana』制作の解説に加え、代表的なアート作品やプロダクトなどを紹介。DVDには、書籍に登場する作品をDVD用に一部を再構成した映像が、約38分間にわたって収録されている。
DVD収録作品は、『Nirvana』『世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う』『東京スカイツリーの壁画(隅田川デジタル絵巻)』『憑依する滝』『花と屍 剝落 十二幅対』『百年海図巻 アニメーションのジオラマ』『生命は生命の力で生きている』『秩序がなくともピースは成り立つ』の8作品となる。
なお、チームラボとアウディによる展覧会『teamLab exhibit at Audi Forum Tokyo』が、1月5日まで東京・表参道のAudi Forum Tokyoで開催中だ。
イベント情報
『teamLab exhibit at Audi Forum Tokyo』
2013年12月19日(木)~2014年1月5日(日)
会場:東京都 表参道 Audi Forum Tokyo
休館日:12月29日~1月2日
時間:10:00~19:00
料金:無料
(画像:『チームラボって、何者?』表紙)