展覧会『「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013』が、本日12月24日から東京・五反田のゲンロンカフェで開催される。
2012年に思想家・東浩紀がスタートさせたプロジェクト『福島第一原発観光地化計画』は、事故から25年後となる2036年をめどに、福島・楢葉町のサッカー用施設「Jヴィレッジ」を大胆に再開発し、福島第一原発事故跡地に観光客を動員するという計画だ。
同展では、11月に刊行された書籍『思想地図β vol.4-2 福島第一原発観光地化計画』に関する作品群を制作過程の記録と共に紹介。また、立ち入ることで美術作家・梅沢和木によって「作品化」される可能性が生じる参加型インスタレーションなども設置される。監修は東、キュレーションは上田洋子が担当。参加作家には、梅沢、美術作家の黒瀬陽平、藤城嘘、写真家の新津保建秀、MIAU幹事会員の小嶋裕一、建築家の藤村龍至らが名を連ねている。
なお、本日19:00から梅沢、黒瀬、東によるギャラリートークが開催。イベントの模様はニコニコ生放送でメルマガ「福島第一原発観光地化計画通信」読者限定で生放送される。
イベント情報
『「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013』
2014年12月24日(火)18:00~22:00(入場は21:30まで)
2014年12月25日(水)15:00~21:00(入場は20:30まで)
2014年12月26日(木)15:00~21:00(入場は20:30まで)
2014年12月27日(金)13:00~18:00(入場は17:30まで)
2014年12月28日(土)13:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:東京都 五反田 ゲンロンカフェ、ゲンロンオフィス
参加作家:
梅沢和木
黒瀬陽平
小嶋裕一
新津保建秀
藤城嘘
藤村龍至
ほか
キュレーション:上田洋子
監修:東浩紀
料金:当日1,500円
※会期中何度でも再入場可、初回入場時1ドリンク付き
ギャラリートーク
2014年12月24日(火)19:00~
会場:東京都 五反田 ゲンロンカフェ
出演:
東浩紀
梅沢和木
黒瀬陽平
(画像:『「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013』フライヤービジュアル)
関連リンク
- genron | 作家・思想家の東浩紀が代表を務める株式会社ゲンロンのウェブサイトです。
- 「フクシマ」へ門を開く――福島第一原発観光地化計画展 2013 ※日によって開場時間が違います※ Opening the Gate to "Fukushima": The Fukuichi Kanko Project 2013 Exhibition | Peatix
- 福島第一原発観光地化計画チャンネル(ゲンロン) - ニコニコチャンネル:社会・言論
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