トラフ建築設計事務所による個展『ここをホッチキスでとめてください。』が、1月17日から東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。
鈴野浩一と禿真哉が主宰を務めるトラフ建築設計事務所は、住宅の設計やショップのインテリア、展覧会の空間構成や舞台美術、形を自由に変えられる紙の器『空気の器』のプロダクトデザインなど、建築の枠にとらわれない様々なプロジェクトを手掛けている。
同展は、建築的なアプローチでコミュニケーションをデザインするトラフ建築設計事務所ならでは実験と遊び心に満ちた内容になるという。1月31日にはグラフィックデザイナーの山野英之(TAKAIYAMA inc.)を招いたトークイベントも行われる。
トラフ建築設計事務所のコメント
本展では、完成を見据えた計画的な進行ではなく、手さぐりで即興的に作り上げていくような、実験的な空間を提案したいと考えています。一手進めてから次を考え、時には逆戻りもしながらの完成を見ない空間で、鑑賞者もその実験に参加しているかのような体験ができる場を目指します。本展のタイトルは、折りたたんで簡易製本すると冊子になるポスターに記載された注意書きが、たまたま表面化したものです。頭の中だけでは描ききれない、1/1スケールでの実験の先に、見る人それぞれに異なった世界を体験できるような展覧会になればと思います。
イベント情報
TORAFU ARCHITECTS
『ここをホッチキスでとめてください。』
2014年1月17日(金)~2月13日(木)
会場:東京都 銀座 クリエイションギャラリー G8
時間:11:00~19:00
休館日:日曜、祝日
料金:無料
オープニングパーティー
2014年1月17日(金)19:00~20:30
トークショー クリエイティブサロン
2014年1月31日(金)19:10~20:40
出演:
鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)
禿真哉(トラフ建築設計事務所)
山野英之(TAKAIYAMA inc.)
料金:無料(要予約)
(画像上から:TORAFU ARCHITECTS『ここをホッチキスでとめてください。』イメージビジュアル、目黒本町の住宅 2011、コロロワゴン 2013、トラフのオバケ屋敷は“化かし屋敷” 2013)