第150回『芥川賞』に小山田浩子、『直木賞』に朝井まかて&姫野カオルコ

『第150回芥川龍之介賞』と『第150回直木三十五賞』の選考会が本日1月16日に東京・築地の新喜楽で行われ、『芥川賞』に小山田浩子の『穴』、『直木賞に』に朝井まかての『恋歌』と姫野カオルコの『昭和の犬』が選出された。

『芥川賞』を受賞した小山田は1983年生まれ広島出身。広島大学文学部卒業後、2010年に『工場』で『第42回新潮新人賞受賞』を受賞した。『新潮』9月号に掲載された受賞作品『穴』は、夫の田舎で奇妙な獣の姿を見かけた主人公が、あとを追いかけるうちに得体の知れない穴に落ちるというあらすじの作品だ。

『直木賞』を受賞した朝井は、1959年大阪生まれ。2008年に『実さえ花さえ』で小説家デビューを果たした。受賞作品の『恋歌』は、樋口一葉の歌の師匠として知られる中島歌子の一生を描いた作品だ。5度目のノミネートで『直木賞』受賞を果たした姫野は、1958年滋賀生まれ。受賞作品『昭和の犬』は、ある女性が体験する昭和から平成までの出来事を、その傍らにいた犬や猫たちと共に描いた作品となる。

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