ガウディと井上雄彦によるコラボ展の続報到着、井上の描き下ろし作品も公開

7月12日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーほかで開催される建築家のアントニ・ガウディと漫画家・井上雄彦によるコラボレート展の正式タイトルおよびロゴ画像などが発表された。

同展では、サグラダ・ファミリアなど数々の独創的な建築作品を遺したガウディの業績を紹介すると共に、スペイン・バルセロナに赴いた井上が「人間としてのガウディ」を描き下ろし、その原点に迫りながら現在につながるメッセージを表現する。

今回明らかになった正式タイトルは、『特別展 ガウディ×井上雄彦 ─シンクロする創造の源泉―』。また、タイトルをデザインしたロゴが発表されたほか、展示予定作品の中からガウディの幼少時代をテーマにした井上の絵画作品『トネット』も公開された。なお、「トネット」とはガウディの少年時代の愛称を指している。

同展は、慶長遣欧使節団派遣400周年にあたる2013年から2014年にかけて、日本とスペインで開催される「日本スペイン交流400周年」文化事業のフィナーレを飾るイベントとして開催。東京展以降は石川・金沢21世紀美術館、長崎・長崎県美術館、兵庫・神戸の兵庫県立美術館、宮城・仙台で巡回展も開催される予定だ。

イベント情報

『特別展 ガウディ×井上雄彦 ─シンクロする創造の源泉―』

2014年7月12日(土)~9月7日(日)
会場:東京都 六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー
※金沢21世紀美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館、仙台で巡回展開催予定

(画像上:『特別展 建築家・ガウディ×漫画家・井上雄彦 −シンクロする創造の源泉−』ロゴ、画像下:井上雄彦『トネット』2013年 ©I.T.Planning)

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