英国アートを紐解くブリティッシュ・カウンシル・コレクション展、Twitterツアーも

イギリスの現代アートシーンを紹介する展覧会『プライベート・ユートピア ここだけの場所 ― ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』が、3月9日まで東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催されている。

イギリスの優れた近現代美術を集めたブリティッシュ・カウンシル・コレクション。同展では、コレクションからギャリー・ヒューム、マーティン・クリード、ジム・ランビーら約30人のアーティストによる絵画、写真、映像、立体など約120点が「風景」「物語」「ユーモア」「わたし」「引用」といったキーワードから紐解かれている。

また、同展会場からブリティッシュ・カウンシルのキュレーターであるエマ・ジフォード=ミードがTwitterを通じて作品を紹介する『「プライベート・ユートピア ここだけの場所」ツイッター・ギャラリーツアー』が、1月22日19:00から約1時間にわたって行われる。ツアー中はTwitterを通じてコメントや質問なども受付けるという。詳細は同展のオフィシャルサイトで確認しよう。

なお、同展は4月12日から兵庫・伊丹市立美術館および伊丹市工芸センター、11月2日から高知・高知県立美術館、2015年1月9日から岡山・岡山県立美術館を巡回する予定だ。


イベント情報

『プライベート・ユートピア ここだけの場所 ― ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』

2014年1月18日(土)~3月9日(日)
会場:東京都 丸の内 東京ステーションギャラリー
時間:10:00~18:00、金曜10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
参加作家:
アンナ・バリボール
ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン
アダム・チョズコ
マーカス・コーツ
マーティン・クリード
ジェレミー・デラー
ピーター・ドイグ
トレイシー・エミン
ライアン・ガンダー
エド・ホール
ロジャー・ハイオンズ
ギャリー・ヒューム
ジム・ランビー
ローラ・ランカスター
サラ・ルーカス
ハルーン・ミルザ
マイク・ネルソン
ポール・ノーブル
コーネリア・パーカー
グレイソン・ペリー
エリザベス・プライス
ジョージ・ショウ
デイヴィッド・シュリグリー
サイモン・スターリング
ウッド&ハリソン
ケリス・ウィン・エヴァンス
トビー・ジーグラー
休館日:月曜
料金:一般900円 高校・大学生700円 小・中学生400円
※20名以上の団体は100円引き
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料

兵庫巡回展
2014年4月12日(土)~5月25日(日)
会場:兵庫県 伊丹市立美術館、伊丹市工芸センター

高知巡回展
2014年11月2日(日)~12月23日(火・祝)
会場:高知県 高知県立美術館

岡山巡回展
2015年1月9日(金)~2月22日(日)
会場:岡山県 岡山県立美術館

(画像上から:エド・ホール『ブリティッシュ・カウンシル・コレクション・バナー(コンテンポラリー・アート・バージョン)』2012 © Ed Hall、ライアン・ガンダー『四代目エジャートン男爵の16枚の羽毛がついた極楽鳥』2010 © Ryan Gander. Courtesy the Artist、サラ・ルーカス『「セルフ・ポートレート1990-1998」から スモーキング 1998』 1999 Courtesy Sadie Coles HQ, London © The Artist、ギャリー・ヒューム『シスター・トゥループ』2009 © Gary Hume and Paragon | Contemporary Editions Ltd、デイヴィッド・シュリグリー『アイム・デッド』2010 Collection Hamilton Corporate Finance, London Image Courtesy Kelvingrove Art Gallery and Museum © The Artist)

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