白水社が主催する『第58回岸田國士戯曲賞』の最終候補作品が発表された。
若手作家の育成を目指して実施されており、新人作家の登竜門とされることから「演劇界の芥川賞」とも呼ばれる同賞。今回の候補作品は、飴屋法水の『ブルーシート』、長田育恵(演劇ユニットてがみ座主宰)の『地を渡る舟』、小里清(フラジャイル主宰)の『国語の時間』、神里雄大(岡崎藝術座主宰)の『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』、瀬戸山美咲(ミナモザ主宰)の『彼らの敵』、土橋淳志(A級MissingLink)の『或いは魂の止まり木』、西尾佳織(鳥公園主宰)の『カンロ』、山内ケンジ(城山羊の会主宰)の『効率の優先』の8作品。
選考委員は岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、松尾スズキ、松田正隆、宮沢章夫が務め、選考会は2月19日に東京・神保町の學士會館で行われる。
詳細情報
『第58回岸田國士戯曲賞』最終候補作品
飴屋法水『ブルーシート』(上演台本)
長田育恵『地を渡る舟』(上演台本)
小里清『国語の時間』(上演台本)
神里雄大『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』(創作戯曲)
瀬戸山美咲『彼らの敵』(上演台本)
土橋淳志『或いは魂の止まり木』(上演台本)
西尾佳織『カンロ』(上演台本)
山内ケンジ『効率の優先』(上演台本)