漫画誌『週刊少年サンデー』の特集記事が、本日2月27日発売の芸術評論誌『ユリイカ 2014年3月号』に掲載されている。
1959年に創刊され、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄らトキワ荘に入居した作家たちの作品をはじめ、楳図かずお『漂流教室』、高橋留美子『うる星やつら』、あだち充『タッチ』、ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』、青山剛昌『名探偵コナン』、荒川弘『銀の匙』など、数々の作品を世に送り出してきた『週刊少年サンデー』。
同特集では、『炎の転校生』などで知られる島本和彦へのロングインタビューや、東浩紀と伊藤剛による「ラブコメと青春のゆくえ あだち充の形式的洗練、高橋留美子の特異的存在」が掲載されるほか、執筆陣には斎藤宣彦、さやわか、斎藤環、雲田はるこ、ふみふみこ、樋口ヒロユキ、市川真人、中田健太郎、藤岡俊博、天野昌直、石岡良治、泉信行、岩下朋世、飯田一史が名を連ねている。また、同誌の主要作品を紹介する資料も収録されている。
(画像:『ユリイカ 2014年3月号』表紙)