赤塚不二夫、さいとう・たかを、江口寿史ら50作家が参加、『漫画家による仏の世界展』

日本の漫画家が独自のタッチで「仏」を描く『漫画家による仏の世界展』が、3月20日から京都の東寺で開催される。

同展は、日本における漫画文化の継承を目的に、仏の絵を全国の寺院で展示するプロジェクトの一環として開催。第1回となる今回は、漫画の祖と言われる『鳥獣人物戯画』が生み出された京都にこだわり、世界遺産の東寺が会場に選ばれた。

参加漫画家は、赤塚不二夫、いがらしゆみこ、浦沢直樹、江口寿史、さいとう・たかを、ジョージ秋山、ちばてつや、松本零士、本宮ひろ志らを含む50人。参加者の中には、キャンバスに向かう前に禊をしてから作画に臨んだ者もいるという。会場では作品のほかに画題の紹介や、各作家の作品に対する想いやコメントなどが展示されるという。

なお同展の第2回は、5月1日から東京・芝公園の増上寺で行われる予定。第2回以降の詳細についてはオフィシャルサイトをチェックしよう。

（画像上から：© レレレ千手観音（赤塚不二夫）、©護留護天（さいとう・たかを）、©弁財天（小島功）、©エル菩薩と春助地蔵菩薩（三浦みつる））

関連リンク

• 漫画家による仏の世界展　公式ウェブサイト
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