彫刻の森美術館『ミーツ・アート 森の玉手箱』にしりあがり寿、北川貴好ら8作家

8人の作家が参加するグループ展『ミーツ・アート 森の玉手箱』が、3月22日から神奈川・箱根の彫刻の森美術館で開催される。

同美術館が2010年から企画・制作を手掛ける野外アートイベント『六甲ミーツ・アート 芸術散歩』の5周年を記念して開催される『ミーツ・アート 森の玉手箱』展。これまで『六甲ミーツ・アート 芸術散歩』に出展したアーティストから選出された、しりあがり寿、谷山恭子、渡辺英司、木村幸恵、北川貴好、足立喜一朗、イチハラヒロコ、角野晃司の8人が参加し、本館ギャラリーとその周辺の空間を活かした展示を行う。

同展では、ギャラリーを「玉手箱」に見立て、しりあがり寿による多数のだるまが回るインスタレーション、イチハラヒロコによるランゲージアートや、北川貴好による閉じられた建物内の空間と外の世界をつなぐ『壁と床のランドスケープ』など、彫刻の枠にとらわれない21点の作品が展示される予定。また、会期中は2回にわたり、角野晃司がミノムシに扮し、館内の樹にぶら下がりながら会話をしたり、Twitterで現状をつぶやくなどして、来館者とコミュニケーションをとる『蓑虫なう』が行われる。

（画像上から：彫刻の森美術館『ミーツ・アート 森の玉手箱』展、足立喜一朗『LIFE BALANCER no.01』2013年　撮影：高嶋清俊　写真提供：六甲山観光株式会社、イチハラヒロコ『自分の鼓動で走れ。』2013年　撮影：木奥惠三　写真提供：東京ミッドタウン、角野晃司『蓑虫なう』2010年　撮影：高嶋清俊　写真提供：六甲山観光株式会社）

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