若手アーティストがエルメスの工房で滞在制作した作品を紹介する『コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展 エルメスのアトリエにて』が、6月30日まで東京の銀座メゾンエルメス フォーラムで開催されている。
『アーティスト・イン・レジデンス』は、現代アートとエルメスの持つ優れた職人技を連携させたいというエルメス財団の願いにより、2010年の夏にスタートした。2010年から2013年には、「メンター」として参加した国際的に活躍するアーティストのリチャード・ディーコン、スザンナ・フリッチャー、ジュゼッペ・ペノーネ、エマニュエル・ソーニエが選出した、各年4人の若手アーティストがフランスにあるエルメスの工房に滞在。クリスタル、革、銀、シルク、靴といった様々な分野の職人の技術を借りながら作品を制作した。
これまで同プログラムに参加した16人のアーティストの作品を紹介する『コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展 エルメスのアトリエにて』は、エルメスの持つ素材や道具、製法を活用して作られた数々の作品を、美術評論家・インディペンデントキュレーターのガエル・シャルポーのキュレーションによって展示。
イベント情報
『コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展 エルメスのアトリエにて』
2014年3月20日(木)~6月30日(月)
会場:東京都 銀座メゾンエルメス フォーラム
時間:月~土曜11:00~20:00、日曜11:00~19:00(最終入場は閉場30分前まで)
参加作家:
エリザベス・S・クラーク
ブノワ・ピエロン
オリヴィエ・セヴェール
シモン・ブドヴァン
マリン・クラス
セバスチャン・グシュウィンド
小平篤乃生
エミリー・ピトワゼ
オリヴァー・ビアー
オ・ユギョン
フェリックス・パンキエ
アンドレス・ラミレス
ガブリエル・チアリ
マルコス・アビラ・フォレロ
マリー=アンヌ・フランクヴィル
アンヌ=シャルロット・イヴェール
料金:無料
(画像:『コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展』会場風景 ©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès)