バルテュスの特集記事「バルテュス 20世紀最後の画家」が、3月27日発売の芸術評論誌『ユリイカ 2014年4月号』に掲載されている。
4月19日から東京・上野の東京都美術館で回顧展『バルテュス展』も開催されるなど、再び注目を集めているバルテュス。同特集では、スタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラが父であるバルテュスについて綴っているほか、日本人の妻・節子との間に生まれた娘の春美・クロソフスカ・ド・ローラへのメールインタビューも掲載。さらに、会田誠と平野啓一郎による対談「少女という瞬間〈ヨーロッパ〉を凝固した絵画」、松井冬子へのインタビュー「絵画の夢、画家の術」などが掲載されており、ピカソに「20世紀最後の巨匠」と賞賛されたバルテュスに、様々な角度からスポットを当てる内容になっている。
(画像:『ユリイカ 2014年4月号』表紙)