アナーコパンクバンドCRASSの記録映画、結成から自給自足生活を送る現在まで密着

イギリスのアナーコパンクバンドCRASSのドキュメンタリー映画『CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ』が、5月3日から東京・新宿のK's cinemaほか全国で公開される。

無政府主義パンクを意味する「アナーコ・パンク」を掲げ、1970年代後半から80年代に活躍したCRASS。同時期に活動していたSEX PISTOLSやCLASHなどの初期パンクバンドを、商業主義に絡め取られているとして反面教師にし、「アナーキー&ピース」の理念に基いて活動した。主宰するレーベルCRASS RECORDSからは、Bjorkが在籍したK.U.K.L.をはじめ、CAPTAIN SENSIBLE(ex.THE DAMNED)、THE MOB、ZOUNDS、CONFLICTといった100組近いアーティストを輩出している。中心メンバーのペニー・リンボーは、昨年千葉・幕張メッセで開催された『FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013』に出演した。

『CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ』は、反戦、反核、反キリスト教、反物質主義、反動物虐待、反性差別、反環境破壊といったストレートなメッセージで支持を得る一方で、痛烈な批判も受けたCRASSの活動当時の映像や楽曲、現在も「ダイヤルハウス」と呼ばれる家で自給自足の集団生活を送るメンバーの映像を織り交ぜ、バンドの結成から終焉、現在までを映し出す作品になっている。

作品情報

『CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ』

2014年5月3日(土・祝)から新宿K's cinemaほか全国順次公開
監督:アレクサンダー・エイ
出演:
CRASS
ペニー・リンボー
スティーヴ・イグノラント
ジー・ヴァウチャー
イヴ・リヴァティン
配給:CURIOUSCOPE

(画像: 『CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ』 ©2007, Submarinechannel foundation / VPRO)

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