東京・下北沢に縁のある著名人が同地を語る書籍『下北沢ものがたり』が、3月31日に刊行された。
同書は、下北沢で生まれ育った人や、居住していた人、長く働いている人などに取材し、駅の地下化や大規模な再開発などで近年その街並みを大きく変化させている下北沢の魅力を、彼らの言葉を通して浮き彫りにするインタビュー集。
インタビューに登場しているのは、リリー・フランキー、よしもとばなな、柄本明、金子マリとその次男・KenKen、曽我部恵一、東方力丸、本多劇場グループ代表・本多一夫、ロフトプロジェクト代表・平野悠、フラッシュ・ディスク・ランチ店主・椿正雄、下北沢経済新聞編集長・小川たまから14人となる。また、戦前や戦後復興期などの下北沢の街の風景を写した『写真で見る下北沢今昔』や街の歴史を振り返る年表なども収録されている。
(画像:『下北沢ものがたり』表紙)