黒川芽以、染谷将太、永瀬正敏出演の映画『ドライブイン蒲生』、監督は75歳新人

伊藤たかみ原作の映画『ドライブイン蒲生』が、7月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

芥川賞作家・伊藤たかみによる小説『ドライブイン蒲生』は、街道沿いの寂れたドライブインを経営するヤクザ崩れの父親のもとで育った姉弟を描いた作品。映画版では、妊娠して家を飛び出したが、夫にDVを受けたことから戻ってきた元ヤンキーの姉・サキ役に黒川芽以、半端者だった父の抱えていた悲しみにサキと共に思いを馳せる弟・トシ役に染谷将太、他界したろくでなしの父役に永瀬正敏がキャスティングされている。

監督・撮影を手掛けたたむらまさきは、カメラマンとしてこれまでに小川紳介監督『三里塚』シリーズはじめ、柳町光男、相米慎二、石井聰亙、青山真治、鈴木卓爾らの作品を担当。同作は、今年で75歳を迎えたたむらにとって初の監督作品となる。音楽はヤマジカズヒデ（dip、uminecosounds）が手掛けている。

※記事掲載時、一部の人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

（画像：©2014　伊藤たかみ/河出書房新社）

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