藁や銅など自然素材を用いる藤森照信の建築展、コウノトリと暮らせる最新作を紹介

藤森照信の手掛けた作品に焦点をあてる『藤森照信建築 と「鸛庵」』展が、4月26日から福岡・天神の三菱地所アルティアムで開催される。

建築家・建築史家の藤森照信は近代建築史、都市史の研究や、木材、藁、炭、粘土、銅など自然の素材を用いた建築の設計で知られる。最新作『鸛庵』は、藤森をはじめ、原広司、青木淳、SANAAら日本人建築家10人が参加予定建築家として名を連ね、2009年にスタートさせた、オーストリアのライディングに2階以下の建築を建てるプロジェクト『Raiding Project』の最初の具体的建築物。日本様式を取り入れながらオーストリアの建築法に則って作られ、屋根の上にコウノトリの巣が設けられていることから、夏になるとコウノトリと暮らすことが出来る宿泊施設になっている。

『藤森照信建築 と「鸛庵」』展では、藤森の初期作品の模型や写真を展示すると共に、藤森に密着してきた同展のプロデューサー、ローランド・ハーゲンバーグの記録をもとに、模型やスケッチ、写真、映像などを通して鸛庵の建築工程を紹介する。会期中は、藤森とハーゲンバーグの対談や藤森も来場するオープニングレセプションなども開催される。

イベント情報

『藤森照信建築 と「鸛庵」』

2014年4月26日(土)~5月25日(日)
会場:福岡県 天神 三菱地所アルティアム(イムズ8F)
時間:10:00~20:00
休館日:5月20日(火)
料金:一般400円 学生300円
※高校生以下、障がい者等とその介護者1名は無料

オープニングレセプション
2014年4月26日(土)18:00~19:30
会場:福岡県 天神 三菱地所アルティアム(イムズ8F)
料金:無料(予約不要)

ギャラリートーク
2014年5月25日(日)16:00~
会場:福岡県 天神 三菱地所アルティアム(イムズ8F)
出演:ローランド・ハーゲンバーグ
料金:無料(予約不要、要観覧券)

(画像上:『鸛庵』 photo:Martin Müller、画像中:『鸛庵』 photo:Philipp Kreidl、画像下:藤森照信ポートレート photo:Roland Hagenberg)

  • HOME
  • Art,Design
  • 藁や銅など自然素材を用いる藤森照信の建築展、コウノトリと暮らせる最新作を紹介

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて