国内外の映像芸術を紹介する上映イベント『イメージフォーラム・フェスティバル2014』が、4月27日から東京・新宿のパークタワーホールと渋谷のシアター・イメージフォーラム、5月17日から京都・京都シネマで開催される。
今年で28回目となる同イベントは、国内外の実験性の高い映像芸術作品を紹介し、日本の映像を巡る環境を豊かにすることを目指して開催されているもの。今年は「理想の世界」を思い描く力についてアレクセイ・ゲルマンらの作品から考える特集『ユートピア 夢想の発火点』をはじめ、水尻自子の新作などを紹介する特集『日本アニメーション新世代』、荒川修作とマドリン・ギンズによる映像作品の特集など、国内外から集められた60作品以上を紹介する。上映作品や各プログラムの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。
なお、一般公募部門となる『ジャパン・トゥモロウ』では、441作品から選ばれた16作品が上映され、5月6日からの授賞式で入賞5作品が発表される。審査員は美術家でドラァグクィーンのヴィヴィアン佐藤、朝日新聞映画記者の小原篤、映画監督のホセ・ルイス・ゲリンが務める。
※記事掲載時、上映作品数を誤って表記しておりました。訂正してお詫びいたします。
イベント情報
『イメージフォーラム・フェスティバル2014』
東京会場
2014年4月27日(日)~5月6日(火・振休)
会場:東京都 新宿 パークタワーホール、渋谷 シアター・イメージフォーラム
京都会場
2014年5月17日(土)~5月23日(金)
会場:京都府 京都シネマ
(画像上から:『イメージフォーラム・フェスティバル2014』ポスタービジュアル、水尻自子『かまくら』、手塚眞『惑星TEトLA』、七里圭『To the light 2.0』、アレクセイ・ゲルマン『神様はつらい』)