山下智久の主演映画『近キョリ恋愛』が、10月11日から全国で公開される。
同作はみきもと凜による同名少女漫画の実写版。感情を表に出すのが苦手で、英語以外は全教科得意な天才女子高生の枢木ゆにと新任英語教師の櫻井ハルカの関係を軸に、教師と生徒という間柄でありながら惹かれあっていく2人の恋愛を描く。
美しい容姿のため女子生徒から圧倒的な人気を誇り、自信家でプライドの高い教師・ハルカを演じるのは山下智久。毒舌なハルカに翻弄されながらも惹かれていく不器用な女子高生・ゆにを、中島哲也監督の『渇き』で長編映画デビューを果たす小松菜奈が演じる。
さらに、ゆにに想いを寄せる同級生の元ヤンキー・的場役に小瀧望(ジャニーズWEST)、ゆにの唯一の理解者・ナミ役に山本美月、ハルカの元彼女の滝沢美麗役に水川あさみ、ゆにの従妹でハルカの同僚教師・明智役に新井浩文がキャスティングされている。監督を務めるのは、『君に届け』『ジンクス!!!』などで知られる熊澤尚人。
山下智久のコメント
映画の出演が決まり、原作を読ませて頂いて、男性も楽しめるし、女性もキュンとするポイントがたくさんあり、映像化できることをすごく楽しみにしていました。僕自身、今まで演じたことがあるようでなかったツンデレなキャラクターを初めて演じることに、最初は戸惑いもありましたが、監督と話し合いながら役を作っていく上で、ハルカになりきれたと思います。初めての教師役でもありますが、僕の今の年齢がベストタイミングだと思っています。教師と生徒…禁断の恋のお話ではありますが、「好き」という気持がとてもストレートに伝わる純愛映画です。恋に興味がある人、恋をしている人、すべての人に観てもらえるとうれしいです。
小松菜奈のコメント
自分がラブストーリーをやるとは思わなくて、ドキドキ…。(ゆにのキャラクターである)“無表情”というのも、どうやって演技をすればいいのだろう?と不安でした。最初は恥ずかしくてなかなか感情が出せなかったんですけど、次第に“ゆに”の気持ちが考えられるようになり、“ゆに”が自分に入ってきて、「私にも“ゆに”ができるかも」と思えました。今では、自分も観るのが楽しみです。みなさんも楽しみにしていてください。
熊澤尚人のコメント
恋愛すると、楽しい気持ちと嫌な気持ち、必ず両方の気持ちがふつふつと湧き出て来ます。そういう相反するけど、本当の気持ちに目を背けず、両方ともちゃんと感じることで、お互いの距離がより深まって行くのだと思います。そんな事が感じられる作品です。カッコいい男性俳優は沢山いらっしゃいますが、山下君のような「美しい」男性俳優はなかなかいないと思ってました。実際に現場でも、容姿だけでなく、立ち振る舞いの美しさに感嘆しました。実写映画化がかなり難しい大人気原作でしたので、本当にいろいろと大変ですが、山下君と小松さんという魅力的なキャストのおかげで、二人の距離から目を離せない映画になると思います。
みきもと凜のコメント
数多くの中からこの作品を選んでいただいたこと、たくさんの方の手によって作り上げられていくことにとても感謝しています。山下さんの圧倒的オーラの中にある優しくどこか儚げな一面と綺麗な瞳、この人以外ありえないと言える小松さんの麗しく驚異的な存在感、そんな姿を観ることができると思うとドキドキします。そして本当に素敵なキャストの方々と熊澤監督の美しい映像の中でどのように演じてくださるのか楽しみにしています。
作品情報
『近キョリ恋愛』
2014年10月11日(土)から全国ロードショー
監督:熊澤尚人
原作:みきもと凜『近キョリ恋愛』(講談社『別冊フレンド』)
出演:
山下智久
小松菜奈
水川あさみ
小瀧望
山本美月
新井浩文
配給:東宝映像事業部
(画像上:『近キョリ恋愛』原作イラスト ©「近キョリ恋愛」製作委員会、画像下:映画『近キョリ恋愛』ロゴ ©「近キョリ恋愛」製作委員会)