蜷川幸雄演出の舞台『火のようにさみしい姉がいて』が、9月6日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。
同作は、劇作家・清水邦夫が主宰していた劇団「木冬社」で、1978年に初演、1996年に再演された戯曲。蜷川はこれまでに数多くの清水戯曲を演出しているが、同作の演出は今回が初めてとなる。物語は、仕事と人生に行き詰まった夫婦が20年ぶりに訪れた故郷の雪国を舞台に、男と女が立ち寄った理髪店であやまってカップを割った次の瞬間、男の姉と名乗る女主人や得体の知れない客たちが次々に現れ、強引に男の過去に踏み込んでいく、というもの。
出演は、同作で舞台初共演を果たす女主人役の大竹しのぶと夫婦の妻役の宮沢りえに加え、夫役の段田安則や、山崎一、平岳大、満島真之介、西尾まり、中山祐一朗、市川夏江、立石涼子、新橋耐子ら。なお、同作は10月5日から大阪・シアターBRAVA!でも上演。チケットの一般発売は、7月12日からスタートする。
イベント情報
『火のようにさみしい姉がいて』
作:清水邦夫
演出:蜷川幸雄
出演:
大竹しのぶ
宮沢りえ
段田安則
山崎一
平岳大
満島真之介
西尾まり
中山祐一朗
市川夏江
立石涼子
新橋耐子
ほか
東京公演
2014年9月6日(土)~9月30日(火)
会場:東京都 渋谷 Bunkamura シアターコクーン
料金:S席9,500円 A席7,500円 コクーンシート5,000円
大阪公演
2014年10月5日(日)~10月13日(月・祝)
会場:大阪府 シアターBRAVA!
料金:S席9,500円 A席7,500円
(画像:左から大竹しのぶ、宮沢りえ)