相撲の魅力を再発見する浮世絵展『江戸の相撲と力士たち』、歴代横綱やイケメン力士も

相撲の魅力を再発見する展覧会『江戸の相撲と力士たち』が、6月1日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。

単なる競技ではなく、日本固有の伝統文化でもある相撲。相撲の歴史を実感できる江戸時代の浮世絵「相撲錦絵」を紹介する同展では、相撲絵コレクターである石黒和義のコレクションから選ばれた約100点を展示する。

展示作品には、浮世絵ならではの表現によって描かれた江戸の力士たちの激しい取り組みの模様や、第4代・谷風から14代・境川浪右衛門まで江戸時代に活躍した横綱たちの姿を描いた作品も展示。さらに大男やイケメン、少年など個性派の力士たちの姿、決まり手一覧やイラスト番付といった変わり種の作品、力士たちの食事や稽古といったプライベートシーンを描いた作品など、バラエティー豊かな展示内容となっている。

また、会期中には対談や講演会などの関連イベントも開催される。参加方法などの詳細は同美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。


イベント情報

『江戸の相撲と力士たち ~石黒和義コレクション』

2014年6月1日(日)~6月26日(木)
会場:東京都 原宿 太田記念美術館
時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜、6月27日~6月30日
料金:一般700円 大高生500円
※中学生以下無料

特別対談
『相撲錦絵の魅力』

2014年6月7日(土)14:00~15:30
会場:東京都 原宿 太田記念美術館 視聴覚室(B1)
出演:
石黒和義(相撲絵コレクター)
日野原健司(太田記念美術館学芸員)
定員:50名
料金:無料(展覧会の入場券が必要)
※当日13:00から1階受付にて先着順に整理券を配布

特別講演会
『江戸の大相撲と浮世絵』

2014年6月14日(土)14:30~16:00
会場:東京都 原宿 太田記念美術館 視聴覚室(B1)
講師:竹内誠(東京都江戸東京博物館館長)
定員:50名(要事前申込)
料金:無料(展覧会の入場券が必要)

(画像上から:二代歌川国安『錦龍田郎』、勝川春英『柏戸 陣幕』、二代歌川国貞『相撲表四拾八手の図』、歌川国貞『英雄見立三国志』、歌川芳員『勧進大角力取組図』、歌川国芳『鬼若力之助』)

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