『わたしはロランス』のドラン監督・主演による危うい愛のサイコサスペンス、10月公開

グザヴィエ・ドラン監督・主演の映画『トム・アット・ザ・ファーム』が、2014年10月から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国で順次公開される。

昨年に監督作『わたしはロランス』が日本公開されたほか、先日開催された『第67回カンヌ国際映画祭』で最新作『Mommy』がジャン=リュック・ゴダール作品と共にコンペティション部門の審査員特別賞に選ばれたことでも話題を集めた弱冠25歳のドラン監督。

ドラン監督の出身地であるカナダ・ケベック州の雄大な田園地帯が舞台の同作は、劇作家ミシェル=マルク・ブシャールの同名戯曲を映画化したサイコサスペンス。同性の恋人ギョームを失った主人公トムと、息子に女性の恋人がいたと信じているギョームの母、そしてトムの存在を知り、母を傷つけないため「友人」であることを強要するギョームの兄・フランシスが織りなす、危うい愛と罪悪感、暴力を巡る物語が描かれる。

作品情報

『トム・アット・ザ・ファーム』

2014年10月から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国順次公開
監督・脚本・編集・衣装:グザヴィエ・ドラン
脚本:ミシェル・マルク・ブシャール
出演:
グザヴィエ・ドラン
ピエール=イヴ・カルディナル
リズ・ロワ
エヴリーヌ・ブロシュ
配給:アップリンク

(画像:©2013 – 8290849 Canada INC. (une filiale de MIFILIFIMS Inc.) MK2 FILMS / ARTE France Cinéma ©Clara Palardy)

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