フレッド・カヴァイエ監督の新作映画『友よ、さらばと言おう』が、8月1日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
2008年の長編デビュー作『すべて彼女のために』がハリウッドでポール・ハギス監督によってリメイクされ、自身のハリウッド進出も決定しているカヴァイエ監督。3作目となる『友よ、さらばと言おう』は、カヴァイエ監督が得意とする「愛する者を救うためにすべてを投げ打つ男」というモチーフが、固い絆で結ばれた2人の敏腕刑事を中心にした人間模様やサスペンスを通じて展開された作品だ。また、フランスの高速列車「TGV」が激走する中での戦いが本編のクライマックスを飾るなど、前2作以上にダイナミックなアクションが盛り込まれている点も見どころとなる。
最愛の息子をマフィアから守ろうと奮闘する刑務所帰りの元刑事・シモン役を『すべて彼女のために』のヴァンサン・ランドン、6年間刑務所に入所していたシモンと心の距離を感じながらも、マフィアとの戦いに協力する刑事・フランク役を『この愛のために撃て』のジル・ルルーシュが演じる。劇中音楽はスティーブン・ソダーバーグやニコラス・ウィンディング・レフンの作品でも知られるクリフ・マルティネスが手掛ける。
なお同作は、6月27日から東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催される『フランス映画祭2014』でも上映。カヴァイエ監督の来日も予定されている。
作品情報
『友よ、さらばと言おう』
2014年8月1日(金)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:フレッド・カヴァイエ
音楽:クリフ・マルティネス
出演:
ヴァンサン・ランドン
ジル・ルルーシュ
ナディーン・ラバキー
マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ
ジル・コーエン
配給:ブロードメディア・スタジオ
(画像:©Thomas Brémond ©copyright Gaumont - LGM Cinéma)