異なる興味から生まれたインスタレーション作品を紹介、公募展『新鋭作家展』

公募展『新鋭作家展』が、6月7日から埼玉・川口市立アートギャラリー・アトリアで開催される。

『新鋭作家展』は、文化芸術の振興と新鋭作家の発掘・育成を目的として開催されている公募展。今回は第3回の優秀者に選ばれた白木麻子と大和由佳の作品に加えて、第4回の2次審査作品が展示される。審査員は前山裕司(埼玉県立近代美術館主席学芸主幹)、戸谷成雄(彫刻家、武蔵野美術大学教授)、南嶌宏(美術評論家、女子美術大学教授)が務める。

白木と大和は、共にインスタレーション作品を発表している若手作家。同展選出後にベルリンで約1年にわたるアーティスト・イン・レジデンスを経験した白木は、異文化の中で体感した自らのルーツや興味をきっかけに、木材で制作した作品を出展する。一方、日本各地のアートイベントや展覧会に積極的に出品してきた大和は、相反するものが混在する一瞬をとらえた思考の痕跡を、丁寧に配置したような空間を作り出すという。なお、会期中の6月22日にはアーティストトークも開催される。


イベント情報

『新鋭作家展』

2014年6月7日(土)~6月22日(日)
会場:埼玉県 川口市立アートギャラリー・アトリア
時間:10:00~18:00、土曜10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
出展作家:
白木麻子
大和由佳
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
料金:無料

アーティストトーク
2014年6月22日(日)14:00~15:30
会場:埼玉県 川口市立アートギャラリー・アトリア
料金:無料

『第4回 新鋭作家展 二次審査』
2014年6月7日(土)~6月22日(日)
会場:埼玉県 川口市立アートギャラリー・アトリア
時間:10:00~18:00、土曜10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
出展作家:
小田原のどか
今実佐子
カナイサワコ
山賀さつき
堀口泰代
對木裕里
稲垣立男
藤井龍
鈴木のぞみ

(画像上:『新鋭作家展』イメージビジュアル、画像中:大和由佳『沈黙の作られ方/蜂の歌』2014 photo©早川純一、画像下:白木麻子『Between the ceiling and the floor』2014 photo©Rebecca Wilton)

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