印刷とグラフィック表現の可能性を探る『グラフィックトライアル』展、テーマは「響」

印刷によるグラフィック表現の可能性を探る企画展『GRAPHIC TRIAL 2014 ―響。ひびき―』が、6月7日から東京・小石川の印刷博物館P&Pギャラリーで開催される。

2006年から開催されている『GRAPHIC TRIAL』は、クリエイターと凸版印刷のプリンティングディレクターが協力し、グラフィックデザインと印刷表現の関係を追究する企画。9回目の開催となる今回は、浅葉克己、水野学、長嶋りかこ、南雲暁彦の4人が参加する。「響(ひびき)」をテーマに掲げ、それぞれのクリエイターが見る人の心に響くような強い存在感のあるグラフィック表現を目指して完成させたポスターと、制作過程から生まれた数々のトライアル作品を発表する。

なお、参加クリエイター全員と担当プリンティングディレクターによるークショー『デザイントーク in TOPPAN vol.17- GRAPHIC TRIAL 2014』が、7月13日に開催される。また、クリエイターとゲストによるギャラリートークの開催も予定されており、浅葉克己×松井孝典、長嶋りかこ×服部一成、南雲暁彦×ニコライ・バーグマンという顔ぶれとなっている。どちらも事前申し込み制となっており、会場のオフィシャルサイト受付中だ。

イベント情報

『GRAPHIC TRIAL 2014 ―響。ひびき―』

2014年6月7日(土)~8月24日(日)
会場:東京都 小石川 印刷博物館P&Pギャラリー
時間:10:00~18:00
参加クリエイター:
浅葉克己
水野学
長嶋りかこ
南雲暁彦
休館日:月曜、7月22日(7月21日は開館)
料金:無料
※印刷博物館本展示場に入場の際は入場料が必要

『デザイントーク in TOPPAN vol.17 -GRAPHIC TRIAL 2014』
2014年7月13日(日)15:00~17:00
会場:東京都 小石川 印刷博物館 グーテンベルクルーム
定員:80名(事前申込制)
料金:無料
※印刷博物館本展示場に入場の際は入場料が必要

『ギャラリートーク』
会場:東京都 小石川 印刷博物館 P&Pギャラリー
2014年7月17日(木)19:00~20:30
出演:浅葉克己×松井孝典
2014年6月18日(水)19:00~20:30
出演:長嶋りかこ×服部一成
2014年6月20日(金)19:00~20:30
出演:南雲暁彦×ニコライ・バーグマン
定員:60名(事前申込制)
料金:無料(印刷博物館本展示場に入場の際は入場料が必要)

(画像上から:『GRAPHIC TRIAL 2014 ―響。ひびき―』チラシビジュアル、浅葉克己作品(参考画像)、水野学作品(参考画像)、長嶋りかこ作品(参考画像)、南雲暁彦作品(参考画像))

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