築地市場の密着記録映画『Tsukiji Wonderland』を松竹が製作、支援プロジェクトも

2014.06.04 Wed

築地市場を追ったドキュメンタリー映画『Tsukiji Wonderland（仮題）』の製作が発表された。

洗練と多様化を極めた日本の魚食文化を支え、「日本の台所」とも呼ばれる築地市場。築地に本社を構える松竹が、同社のミッションビジョンである「日本文化の伝統を継承・発展させ、世界文化に貢献する」ことを目指して製作する同作は、築地市場内初となる1年間の長期取材を行って製作するドキュメンタリー作品。築地市場で働く仲卸の人々の情熱や継承されてきた技術や知恵、築地市場の四季が描かれる。撮影は2015年3月まで行われる予定となっており、企画段階から海外公開を前提しているという。

なお、同作の撮影支援を募るプロジェクトがクラウドファンディングサービス「READYFOR?」で実施中。READYFOR?では3,000円から1,000,000円までの支援プランが用意されており、援助金額によってそれぞれ異なるリターンが贈られる。

リターンには、監督によるティーチイン付きのプライベート上映会や築地市場勉強会、映画宣伝会議、完成披露試写会への招待、映画本編エンドロールへの名前の記載、歌舞伎鑑賞ペアチケットなど、様々なプランが用意されている。詳細はREADYFOR?のプロジェクトページを確認しよう。なお、松竹が映画の製作にクラウドファンディングサービスを利用するのは今回が初めてとのこと。

※記事掲載時、本文一部内容に事実と異なる点がありました。訂正してお詫びいたします。