『だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵』展が、8月9日から東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催される。
同展は、古今東西のだまし絵を集めて2009年に開催された『奇想の王国 だまし絵展』の続編。現代美術におけるだまし絵を中心に、人間の視覚を欺くような様々な技法を用いて描かれた作品群を紹介する。
展示作品は、ジュゼッペ・アルチンボルドの『司書』やクリストフェル・ピアーソン『鷹狩の道具のある壁龕』をはじめとする古典作品や、ヴィック・ムニーズの『「裏面」シリーズ、星月夜』、福田繁雄『アンダーグランド・ピアノ』、ヴィクトル・ヴァザルリ『BATTOR』、ルネ・マグリット『赤いモデル』など。用いられている視覚的詐術によって「トロンプ・ルイユ」「シャドウ、シルエット&ミラーイメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォーズ・メタモルフォーズ」の4つのカテゴリーに分類して展示すると共に、作品の仕掛けを解き明かす。
なお、同展は10月15日から兵庫県立美術館、2015年1月10日から愛知・名古屋市美術館に巡回する。
イベント情報
Bunkamura25周年特別企画
『だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵』
2014年8月9日(土)~10月5日(日)
会場:東京都 渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム
時間:10:00~19:00(金、土曜は21:00まで、共に入館は閉館の30分前まで)
休館日:9月8日
料金:
前売:一般1,300円 大・高校生800円 中・小学生500円
当日:一般1,500円 大・高校生1,000円 中・小学生700円
兵庫会場
2014年10月15日(水)~12月28日(日)
会場:兵庫県 神戸 兵庫県立美術館
愛知会場
2015年1月10日(土)~3月22日(日)
会場:愛知県 名古屋市美術館