9月13日から全国東宝系で公開される周防正行監督の新作映画『舞妓はレディ』の追加キャストが明らかになった。
同作は、『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』などの作品で知られる周防監督が、20年前から注目していたという舞妓の世界を描いた作品。舞妓が1人しかいないという悩みを抱える京都の花街・下八軒にある老舗のお茶屋・万寿楽を舞台に、どうしても舞妓になりたいと突然現れた少女・西郷春子が、万寿楽の馴染みの旦那で言語学者の「センセ」こと京野法嗣の計らいで万寿楽の見習いになり、唄や踊り、慣れない言葉遣いなどに苦戦しながら成長していく様を描く。
主演の春子を演じるのは、オーディションで選出された上白石萌音。「春子を一人前の舞妓にしたら、自分に褒美をくれ」と万寿楽にけしかける京野を長谷川博己が演じる。さらにこれまでに発表されていたキャストには、万寿楽の女将・小島千春役の富司純子、万寿楽の芸妓・豆春役の渡辺えり、里春役の草刈民代、先輩の舞妓・百春役の田畑智子、万寿楽で芸妓の世話をする男衆・富さん役の竹中直人、京野の弟子・西野秋平役の濱田岳、万寿楽の馴染みの老舗呉服屋の社長・北野織吉役の岸部一徳、大手芸能事務所の社長・高井良雄役の高嶋政宏、里春と恋仲の歌舞伎役者・市川勘八郎役の小日向文世らが名を連ねている。また、同作の主題歌は上白石が歌う“舞妓はレディ”となり、7月16日にシングルとして発売される。
今回新たに出演が明らかになったのは、千春が若い頃に憧れていた映画スター・赤木裕一郎を演じる妻夫木聡、春子が出会うアルバイトの舞妓・福名を演じる松井珠理奈(SKE48)、同じくアルバイトの福葉を演じる武藤十夢(AKB48)、千春の少女時代を演じる大原櫻子。妻夫木は、撮影所で周防監督と遭遇したことがきっかけで同作の出演が決定し、出演にあたり「冗談かと思った」と話しているという。
作品情報
『舞妓はレディ』
2014年9月13日(土)から全国東宝系で公開
監督・脚本:周防正行
出演:
上白石萌音
長谷川博己
富司純子
ほか
配給:東宝
リリース情報
小春(上白石萌音)
『舞妓はレディ』(CD)
2014年7月16日(水)発売
価格:1,200円(税込)
PCCA-04054
・舞妓はレディ
ほか全2曲