モリサワが9月にリリースする新書体を発表した。
明らかになったのは、モリサワが主催する『タイプデザインコンペティション2012』の受賞作品から初の製品化となるすずむし、Rubberbladeをはじめ、明朝体の凸版文久明朝、秀英横太明朝、デザイン書体のシネマレター、トーキング、タカポッキ、タカモダン、筆書体のひげ文字、UD書体のUD 新ゴ コンデンス80、UD 新ゴ コンデンス60、UD 新ゴ ハングルで、ウェイト違いを含めた計35書体となる。なお、凸版文久体は2016年春までに凸版文久ゴシック R、凸版文久ゴシック DB、凸版文久見出し明朝、凸版文久見出しゴシックの4書体が順次リリースされる予定だ。
またモリサワは、チェコに本社をもつRosetta Type Foundry s. r. o.と、ビジネスでの相互協力をあわせて発表。これにより、Rosettaの多言語フォント21書体を「MORISAWA PASSPORT」で利用可能になるほか、クラウドフォントサービス「TypeSquare」でも提供を予定している。