現代美術作家・宮島達男の公開インタビューが、7月12日に東京・六本木 のインターナショナルデザインリエゾンセンターで開催される。
1980年代半ばからLEDを使ったデジタルカウンターの作品を制作し、これまでに世界250か所以上で発表している宮島。2003年には、東京・六本木ヒルズ内のテレビ朝日外壁に、壁面全体を覆う光の中で1から9までの数字が明滅する作品『Counter Void』が設置された。
公開インタビューでは、東日本大震災以来、宮島の判断で消灯されている同作の再点灯の意義や課題を検討し、現在の日本社会にふさわしい形での復活を考察する『光の蘇生』プロジェクトの話などを通して、六本木の街とその未来について語る。インタビュー終了後は、宮島を交えた交流会も行われる予定。参加予約は、7月10日までオフィシャルサイトで受付中だ。
なお同イベントは、東京・六本木の美術館やギャラリー、地域の人々と交流しながら、「新たな価値」を見出すことを目指し、2012年にスタートしたウェブマガジン「六本木未来会議」の主催によるもの。
イベント情報
『六本木未来会議 公開インタビュー 宮島達男氏』
2014年7月12日(土)13:00~14:30(予定)
会場:東京都 乃木坂 東京ミッドタウン デザインハブ内 インターナショナルデザインリエゾンセンター
出演:宮島達男
モデレーター:森司(東京アートポイント計画ディレクター)
定員:50名(事前予約優先、当日受付可)
料金:無料