THE BEATLESのツアーを追った長編ドキュメンタリー映画の製作が発表された。
同作は、1968年にTHE BEATLESがバンドのマネージメントを自ら行うために設立したアップル・コア・リミテッドの依頼によって製作される公認ドキュメンタリー。イギリス・リバプールのキャヴァーン・クラブやドイツ・ハンブルグでライブを行っていた初期から、1966年にアメリカ・サンフランシスコのキャンドルスティック・パークでの公演を最後にツアーを休止するまでの期間に焦点を絞り、「ビートルマニア」と呼ばれる熱狂的なファンを生み出した社会現象が世界的に広がっていく様子を捉えた作品になっている。
製作には、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスンが全面的に協力。同バンドのツアー中にファンが撮影した映像や写真も使用されるという。監督は、『ビューティフル・マインド』で『第74回アカデミー賞』監督賞と作品賞を受賞したほか、『ダ・ヴィンチ・コード』などの作品でも知られるロン・ハワード。なお、THE BEATLESの日本デビュー50周年を記念したBOXセット『ミート・ザ・ビートルズ <JAPAN BOX>』が現在発売中だ。