冨田恵一の著書『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』が、本日7月18日に刊行された。
キリンジやMISIA、中島美嘉、椎名林檎らの楽曲プロデュースや、ソロプロジェクト「冨田ラボ」での活動でも知られる冨田恵一。同書は、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表したアルバム『ナイトフライ』を題材に、20世紀のレコードアルバム作品がどのような技術で作られ、どのようなポイントで鑑賞すれば良いのかを詳細に解説した評論集。『ナイトフライ』の時代性と普遍性を紐解く解説をはじめ、各楽曲の解説、プロデューサー論、エンジニア論なども盛り込んだ内容になっている。
なお、同書の刊行を記念するイベントが、7月30日に東京・dues新宿で開催。当日は冨田と音楽ライターの金澤寿和がAORの魅力について語るほか、トーク後にはサイン会も実施される予定だ。詳細はDU BOOKSのオフィシャルサイトで確認しよう。
イベント情報
『冨田ラボ「ナイトフライ」刊行記念! 冨田ラボ×金澤寿和、AORミュージックの魅力について語る!』
2014年7月30日(水)19:30~21:00(19:15開場)
会場:東京都 新宿 dues新宿
出演:
冨田恵一
金澤寿和
料金:1,500円(ドリンク別)