白石晃士監督の映画『殺人ワークショップ』が、9月13日に東京・渋谷のアップリンクで公開される。
殺人の方法を教える闇のワークショップをテーマにした同作。同棲中の恋人から日常的に暴力を振るわれているアキコが、「殺したい人はいませんか?人の殺し方を教えます」というメールを受け取ったことをきっかけに、殺したい相手を参加者たちが実際に殺していく実践型の「殺人ワークショップ」に参加するという物語を通して、殺人という反社会的な目的に突き進むことで、人々の魂が解放されていく様子を描く。
主人公のワークショップ講師役を演じるのは、これまでにも白石監督の作品で主演を務めている宇野祥平。撮影は、今泉力哉監督の『こっぴどい猫』『サッドティー』や、BiSの主演映画『アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロバガンダ大戦争』などを手掛ける岩永洋が担当する。さらに、主題歌は同作のために書き下ろされた北村早樹子の“卵のエチュード”。同曲と“マイハッピーお葬式”が収録された両A面シングルが8月27日にリリースされる。
なお、『殺人ワークショップ』は、『オカルト』『超・悪人』やももいろクローバーの主演映画『シロメ』、『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』といった映画で知られる白石監督が講師を担当した「ENBUゼミナール」の実習作品として製作され、これまでに3回だけ上映。今回はさらに編集を加えた「完全版」として公開される。
作品情報
『殺人ワークショップ』
2014年9月13日(土)から渋谷アップリンクで公開
監督・脚本:白石晃士
出演:
宇野祥平
木内彬子
西村美恵
徳留秀利
伊藤麻美
井ノ川岬
杉木悠真
重田裕友樹
川連廣明
須田浩章
細川佳央
配給:ENBUゼミナール