永瀬正敏の主演映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』が、2015年1月24日から東京・新宿のバルト9ほか全国で公開。同作の特報映像が公開された。
同作は、日本統治時代の台湾に実在した野球チームを題材にした台湾映画。1929年に誕生した台湾人と台湾原住民による弱小野球部「嘉義農林野球部」の監督に日本人の近藤兵太郎が就任し、近藤によるスパルタ式の特訓を受けた同チームが、台湾予選大会を勝ち抜き、台湾代表として夏の甲子園でプレイするという物語を描く。
主人公の近藤役を演じるのは永瀬正敏。さらに、台湾における農業の発展に大きく貢献した水利技術者・八田與一役の大沢たかお、近藤の妻役の坂井真紀ら日本人キャストが出演している。また、映画『海角七号 君想う、国境の南』『セデック・バレ』の監督であるウェイ・ダーションがプロデュースと脚本に名を連ね、同作が長編デビュー作となるマー・ジーシアンが監督を務める。
特報映像では、上半身裸で野球の特訓をする選手たちや、永瀬、大沢、坂井ら出演者の姿が確認できる。なお、主題歌の“風になって~勇者的浪漫~”はRakeが作詞作曲を手掛けており、Rake、中孝介と台湾のファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリンとのコラボレーション楽曲になっている。
作品情報
『KANO~1931海の向こうの甲子園~』
2015年1月24日(土)から新宿バルト9ほか全国公開
監督:マー・ジーシアン
脚本:ウェイ・ダーション、チェン・チャウェイ
主題歌:Rake、中孝介、ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリン“風になって~勇者的浪漫~”
音楽:佐藤直紀
出演:
永瀬正敏
坂井真紀
ツァオ・ヨウニン
大沢たかお
配給:ショウゲート