岡崎藝術座の新作は「日本人」と「母語の越境」がテーマ、全国ツアー前に公開リハも

神里雄大が主宰する岡崎藝術座の新作公演『+51 アビアシオン, サンボルハ』全国ツアーが、2015年2月から3月にかけて6都市で開催。同公演の公開リハーサルが8月1日に東京・森下スタジオで行われる。

『+51 アビアシオン, サンボルハ』は、岡崎藝術座にとって『岸田國士戯曲賞』の最終候補作になった前作『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』から約1年8か月ぶりの新作。日系ペルー人の父親と北海道出身の母親を持つ神里が、昨年の秋から今年の春にかけて行った沖縄、ペルー、アメリカとその地に生きた日系人の足跡を追った取材が反映される予定だ。また、近年の神里作品で取り扱われている移民や労働者が抱える問題、個人と国民性の関係、同時代に生きる他者とのコミュニケーションといった問いを踏まえながら、「日本人」と「母語の越境」をテーマにした作品になるという。

公開リハーサルでは作品コンセプトの説明や、質疑応答の時間も設けられる。なお、公演タイトルはペルーの国際番号「+51」、リマ市内のアビアシオン通り、リマのサンボルハ区から名づけられている。

イベント情報

岡崎藝術座
『+51 アビアシオン, サンボルハ』公開リハーサル

2014年8月1日(金)19:30~(入場は19:15~)
会場:東京都 森下スタジオ
料金:無料(要事前予約、先着順)

イベント情報

岡崎藝術座
『+51 アビアシオン,サンボルハ』

2015年2月~3月上演予定
作・演出:神里雄大
出演:
小野正彦
大村わたる(柿喰う客)
児玉磨利(松竹芸能)

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