黒田潔の個展『線』が、8月23日から東京・神田のTETOKAで開催される。
東京の都市文化を背景に、幼少期から関心の対象である動植物の世界を描いている黒田は、東京を拠点にイラストレーター、アートディレクターとして活動しながら、繊細でダイナミックなドローイング作品を数多く手掛けているアーティスト。近年では韓国のナム・ジュン・パイク・アートセンターの『Now Jump!』展や東京都現代美術館の『MOTアニュアル2010:装飾』展で大型のウォールペインティングが展示されたほか、アラスカの森の情景を描いた作品集『森へ』を発表した。また、2012年に刊行された古川日出男との共作本『舗装道路の消えた世界』が、今年フランスのパリ装飾芸術美術館のパブリックコレクションに収蔵された。
同展では、近年主に手掛けていた鉛筆による精密な描写から離れ、黒田の原点である白黒のシンプルなタッチによる新作ドローイングを展示する。なお、8月23日には黒田を囲むオープニングレセプションを開催。また関連イベントとして9月13日には、黒田、寺坂直毅、ヌケメが出演するイベント『ザ・ベスト選』が行われる。
イベント情報
黒田潔
『線』
2014年8月23日(土)~9月23日(火・祝)
会場:東京都 神田 TETOKA
時間:16:00~23:00
料金:無料
オープニングレセプション
2014年8月23日(土)19:00~22:00
会場:東京都 神田 TETOKA
『ザ・ベスト選』
2014年9月13日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 神田 TETOKA
出演:
黒田潔
寺坂直毅
ヌケメ
料金:1,500円(ドリンク付)
※先着順で入場