坂茂が設計、約5000点のコレクション持つ新美術館・大分県立美術館が2015年オープン

大分県立美術館が、2015年春に大分にオープンする。

2006年の青森県立美術館開館以来、国内では約9年ぶりに開館する県立美術館となる同美術館。温暖な気候と豊かな自然に培われた県民性や、伝統を守りながらアジア、西洋からの異文化を受け入れることで作り上げられた大分独自の文化風土にちなんだ「出会いと五感のミュージアム」になるという。

館長は、セゾン美術館(旧西武美術館)の学芸員として多数の展覧会を手掛け、現在はフリーランスキュレーターとして活動しながら武蔵野美術大学の教授も務める新見隆。設計は、「街に開かれた美術館」を目指して、今年『プリツカー賞』を受賞した坂茂が担当。大分の伝統工芸である竹工芸をモチーフにしたファサードが特徴的なデザインになるという。さらに、シンボルマークなどのデザインを平野敬子と工藤青石によるユニットCDLが手掛けている。

同館では、年間4本前後の企画展を開催予定。さらに、これまで大分県立芸術会館が37年にわたり収集してきた約5000点の作品や資料を引き継ぎ、コレクション展などを通じて国内外に紹介していくという。

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