山下敦弘監督の新作映画『超能力研究部の3人』が、12月6日から全国で公開される。
映画『リンダ リンダ リンダ』『マイ・バック・ページ』『もらとりあむタマ子』などで知られる山下監督。『超能力研究部の3人』は、同監督がメガホンをとった乃木坂46“君の名は希望”のPV撮影で行われたフェイクオーディションから生まれた作品となる。
主演を務めるのは、オーディションで乃木坂46から選ばれた秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未。主演の三人にインスパイアされて山下監督が原作として選んだという、大橋裕之の漫画『シティライツ』をもとにした物語に加えて、映画のメイキング風ドキュメンタリーを織り交ぜた内容になっており、超能力とUFOに真剣に向き合う女子高生たちを描きながら、アイドルである三人が女優業に取り組み、成長していく姿が捉えられている。脚本はいまおかしんじと向井康介。
秋元真夏のコメント
演技の経験はないけど、絶対に受かりたいと思っていたので、オーディションに受かった時には驚いて泣いちゃいました。現場ではメイキングで回っているカメラにもお芝居がついていて、でも本番のお芝居もあって、どこからどこまで撮られているのかわからないのが不思議な感覚でした。
生田絵梨花のコメント
オーディションに選ばれた時は、初めての映画だし、3人がメインっていうのも、「えっ!」て、喜びよりも信じられない気持ちが大きかったです。でも撮影開始まで時間があいたので、3人であれはもうなくなっちゃうのかな、とか話していて、リハが始まっても、それさえも壮大なドッキリなんじゃないかって思っていました。今、無事に公開が出来るって安心しています。
橋本奈々未のコメント
今回の映画は今までに観たことのない形の映画です。新しい映画の形を見せてもらえる、そんな映画に携われたことがすごく光栄なことだと思っています。今までにない形なので、一回観てもわからないと思うのですけれど、それがこの映画の醍醐味だと思うので是非わからなくなってください。
山下敦弘監督のコメント
嘘とか本当とかぐっちゃぐっちゃに織り交ぜ3人に挑みましたが、彼女たちから溢れ出る魅力に俺たち作り手は振り回されっぱなしでした。いろんなことがどうでもよくなったとき、そこに映画が立ちのぼるので、その瞬間をどうかお見逃しなきようお願いします。
作品情報
『超能力研究部の3人』
2014年12月6日(土)から全国で公開
監督:山下敦弘
脚本:いまおかしんじ、向井康介
原作:大橋裕之『シティライツ』(講談社)
音楽:きだしゅんすけ
出演:
秋元真夏
生田絵梨花
橋本奈々未
碓井将大
葉山奨大
佐藤宏
泉澤祐希
安藤輪子
森岡龍
佐藤みゆき
山下敦弘
山本剛史
松浦祐也
松岡依都美
伊藤沙莉
阿部隼也
川瀬陽太
金子岳憲
島守杏介
朝香賢徹
岡部尚
飯田芳
タモト清風
吉田亮
石橋亜希子
荻野友里
配給:BS-TBS