鈴井貴之『OOPARTS』の約4年ぶり新作は『SHIP IN A BOTTLE』、キャストに藤村忠寿も

鈴井貴之による『OOPARTS』プロジェクトの第2弾公演『SHIP IN A BOTTLE』が、11月1日から東京・新大久保の東京グローブ座で上演される。

「OOPARTS」は1990年から1998年まで鈴井が主宰していた劇団。劇団解散後、鈴井はテレビ番組『水曜どうでしょう』『ドラバラ鈴井の巣』の企画構成をはじめ、映画監督、作家、ラジオパーソナリティーなどの活動を通じて多数の作品を生み出してきた。2010年には劇団ではなく、鈴井の新たなプロジェクトとして『OOPARTS』をスタートさせ、第1弾作品『CUT』を上演。自身も12年ぶりに舞台出演を果たした。

同プロジェクトの第2弾作品となる『SHIP IN A BOTTLE』は、脱走不可能な海上刑務所であるマグロ漁船で、刑期が終わるまでマグロ漁に従事する受刑者たちの物語。大嵐によって船が大破したことから、生き延びるために協力し合わなくてはいけない状況に置かれた受刑者たちが必死に生きようとする姿や、船に隠された秘密を描く。

出演者は、大内厚雄（キャラメルボックス）、諏訪雅（ヨーロッパ企画）、石田剛太（ヨーロッパ企画）、三津谷亮、納谷真大（イレブン☆ナイン）、熊川ふみ（範宙遊泳）、鈴井に加え、北海道テレビ『水曜どうでしょう』のディレクターとしても知られる北海道テレビの藤村忠寿。チケットの一般発売は、9月20日からスタートする。

なお同作は東京公演終了後、大阪、名古屋、札幌の各会場でも上演される。

※記事掲載時、一部表記内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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