ロンドン在住のアーティスト、ノーマ・バーによるレクチャー『ヴィジュアルコミュニケーションの奇才ノーマ・バーに学ぶ「グラフィック・ストーリーテリング」』が、9月10日に東京・原宿のVACANTで開催される。
イスラエル出身のノーマ・バーは、『Time Out London』『Wallpaper』『The New Yorker』といった雑誌や、Google、Nike、Sonyなどの広告ビジュアル、村上春樹の英語版書籍カバーを手掛けるなど幅広い活動を展開しているイラストレーター。1枚の絵の中に異なるものを配置し、複数の解釈を可能にしたミニマルなスタイルの作品で知られている。
バーが表紙を手掛けたこともある雑誌『WIRED』日本版が主催する同イベントでは、自身の仕事をグラフィックデザインではなく「ヴィジュアルコミュニケーション」と捉えるバーが、「グラフィック・ストーリーテリング」をテーマにレクチャー。「最小限の要素で、最大限のコミュニケーションをはかりたいと思っています」と語るバーの作品制作の姿勢について学ぶことができる。
さらに、『WIRED』日本版の表紙をはじめとする具体的な事例をもとに、バーの発想や思考の方法に迫るセッションも開催。イベント後には、バーを交えた懇親会も予定されている。イベントの参加申込は現在受付中。
イベント情報
『ヴィジュアルコミュニケーションの奇才ノーマ・バーに学ぶ「グラフィック・ストーリーテリング」』
2014年9月10日(水)
会場:東京都 原宿 VACANT
時間:19:30~21:30(19:15開場)
出演:
ノーマ・バー
若林恵(『WIRED』日本版編集長)
定員:50名
料金:5,000円(軽食とドリンク付)