二艘木洋行の個展『プロミスフレンズニアレストネイバーランド前』、壁面覆う新作展示

2014.09.12 Fri

二艘木洋行の個展『プロミスフレンズニアレストネイバーランド前』が、9月18日から東京・目白のTALION GALLERYで開催される。

1983年生まれの二艘木洋行は、お絵描き掲示板のペイントツールで描いたデジタル作品や、紙やペン、キャンバス、絵の具など伝統的な画材を用いたペインティングやドローイングで知られるアーティスト。目や口、鼻にのようなものを持つキャラクターの顔や、記号化された腕や足などを、特徴的な線とカラフルな配色で描いている。今年3月に行われた『VOCA展2014 現代美術の展望-新しい平面の作家たち』に出展したほか、オランダやフランスなど国外での展示も行っている。

『プロミスフレンズニアレストネイバーランド前』展は、谷中から目白に移転したTALION GALLERYの移転後初となる展覧会。「ニアレストネイバー」とは、二艘木がお絵描き掲示板で描いた絵をPhotoshopで拡大編集する際に用いる画像補間方式を表しているという。同展では、全て新作のドローイング、ペインティング、映像作品を、天井や床など空間の全壁面を覆うデジタルプリントのインスタレーションと共に展示する。

展覧会初日の9月18日には、二艘木とqpによるライブパフォーマンスを開催。同パフォーマンスでは、ライブ演奏と同時進行で、ライブドローイング、ライブペインティング、「ライブお絵描き」が行われる。