民謡歌手・太鼓奏者の木津茂里、初ソロアルバムに青柳拓次、細野晴臣ら参加

2014.09.16 Tue

木津茂里の1stアルバム『SHIGERI BUSHI』が、10月8日にリリースされる。

「太鼓を打ちながら唄う」という独自のスタイルでパフォーマンスを行う民謡歌手・太鼓奏者の木津。これまでに津軽三味線奏者の澤田勝秋とのユニット「つるとかめ」で3枚のアルバムをリリースしているほか、2004年の『アテネオリンピック』ではシンクロナイズドスイミング日本代表が演じた楽曲“阿波おどり”の演奏を担当した。ソロとしては、細野晴臣、坂田明らとのコラボレーションに加え、数十か国での海外公演、CM音楽や映画音楽の演奏なども行っている。

初のソロアルバムとなる『SHIGERI BUSHI』は、青柳拓次（LITTLE CREATURES、KAMA AINA）がプロデュース。全国各地の民謡に加え、細野が作曲、青柳が作詞を手掛けたタイトル曲や、沖縄・石垣島の唄者・大島保克が作詞作曲を手掛けた“十日の村に”といった新曲も含む13曲が収録される。さらに、細野、忌野清志郎、坂本冬美によるユニット「HIS」の“幸せハッピー”、青柳のソロ曲“つきのにじ”のカバーも収められている。レコーディングには、青柳、細野、大島をはじめ、澤田勝秋、新良幸人、サンデー、伊賀航らが参加。マスタリングは久保田麻琴が手掛けている。

12月4日には、同作のリリースを記念したライブが東京・渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールで開催。ライブには青柳、大島ら同作に参加したミュージシャンが出演する予定だ。