辺口芳典の作品集『Lizard Telepathy Fox Telepathy』が刊行された。
2000年から詩人として活動する辺口は、「写ルンです」による写真作品やコラージュ作品を発表。さらに大阪のギャラリー「黒目画廊」の運営や様々な場所でのトークや朗読ライブ、ドイツ・デュッセルドルフやケルンでの展示やパフォーマンスなど、国内外で様々な活動を展開している。また、ヌケメによるキャップ「ヌケメ帽」に言葉を提供していることでも知られる。
アメリカ・シアトルの出版社「CHIN MUSIC PRESS」から出版された同書は、2012年までに作られた詩と写真作品から構成。日本に留学していたラミレス・マイケルがクラブに展示されていた辺口の散文と出会い、アメリカに戻って出版社を回ったことから今回の出版が実現したとのこと。なお、詩は日本語と英語で表記されており、英訳はラミレス・マイケルが担当している。装丁はカルチャーマガジン『MASSAGE』などを手掛ける庄野祐輔。
同書は黒目画廊で販売されているほか、今後は日本国内のレコード店や書店などでも販売される予定とのこと。
リリース情報
辺口芳典
『Lizard Telepathy Fox Telepathy』
2014年刊行
価格:2,376円(税込)
発行:CHIN MUSIC PRESS