岩井俊二による短編アニメーション『TOWN WORKERS』が特設サイトで公開されている。
ドキュメンタリー作品の制作や、連続ドラマ『なぞの転校生』の脚本とプロデュース、小説の執筆や音楽制作など様々な活動を展開している岩井監督。初の短編アニメーション作品となる同作は、初めてのアルバイトにおける心の動きと成長の様子を描いた3つのショートストーリーとなる。アニメーションを制作するにあたって、ラルフ・バクシ作品を観たことから「20年前からやりたかった」と岩井が語る、実際の人物の動きをトレースするロトスコープの手法が用いられている。
エンディングテーマには、岩井自身が参加し、『なぞの転校生』の挿入歌でも注目を集めたユニット「ヘクとパスカル」の“ぼくら”が起用されている。
作品情報
『TOWN WORKERS』
2014年9月18日(木)から特設サイトで公開
監督・脚本:岩井俊二
エンディングテーマ:ヘクとパスカル“ぼくら”