伝統工芸品の魅力をグラフィックデザインで再発見するプロジェクト「DENTO-HOUSE」の限定ショップ「銀座三越POP UP SHOP」が、10月15日から東京・銀座三越内にオープンする。
「100年続くデザイン」を目標に掲げるDENTO-HOUSEには、デザイナーの浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男が参加。デザイナーたちが実際に伝統工芸品の産地に赴いて生み出したというデザインと、そのデザインを実現するため技術を結集させたという伝統工芸の職人たちによるコラボレーション作品が制作されており、国内外で展示会を行ってきた。
日本国内における初の限定ショップとなる同店では、浅葉克己と川連漆器による『大雁塔屏風』が280万円で販売されるほか、浅葉と宮城伝統こけしによる『ブランクーシこけし』が12,000円、仲條正義と浄法寺塗による『橋』が52,000円、服部一成と川連漆器による『カジノ重箱(金)』が28万5,000円、中村至男と宮城伝統こけしによる『浮くこけし』が18,000円で展示販売されるなど、実際に作品を購入することが可能だ。なお、2015年1月下旬から2月上旬にかけてパリでも展示会が行われる予定。
イベント情報
『「DENTO-HOUSE」銀座三越POP UP SHOP』
2014年10月15日(水)~10月28日(火)
会場:東京都 銀座三越 8階 ジャパンエディション内