女性監督によるホラー短編映画を上映するイベント『東京スクリーム・クイーン映画祭2014』が、10月25日から31日まで東京・渋谷のアップリンクで開催される。
映画界では少数である女性のホラー映画監督にスポットを当てる同イベントは、2007年から2013年までアメリカ・ロサンゼルスで開催されていた『L.A Viscera Film Festival』の姉妹イベント。日本をはじめ、韓国、台湾、インドネシアなどのアジア各国に加えて、アメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコ、スイス、スペイン、キプロス共和国、ノルウェーの女性監督たちが手掛けた、全27本のホラーやダークファンタジー作品が上映される。
上映作品には双子姉妹のホラー監督であるシルビ・ソスカとジェン・ソスカが自ら出演して血みどろの戦いを繰り広げる『ガールファイト』をはじめ、『ムカデ人間2』で主演を務めたローレンス・R・ハーヴェイの主演作品『コール・ガール』など、アジア初公開作品を中心とするラインナップとなる。また、上映作品の監督らをゲストとして招くトークなども行われる。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。
さらに同イベントの最終日には、映画『劇場版 零~ゼロ~』などで知られる安里麻里監督が、映画プロデューサーの小林剛と共にホラー映画の作り方について語るトークイベントも開催される。
イベント情報
『東京スクリーム・クイーン映画祭2014』
2014年10月25(土)~10月31日(金)
会場:東京都 渋谷アップリンク
上映作品:
『ビジター』(監督:クリスティン・アンダーソン・ソーヴ)
『ロンリー・ガール』(監督:リン・ヴィンセント・マッカーシー)
『訪問者』(監督:ヨバンカ・ブコビッチ)
『ゴースト』(監督:ダーシー・マ)
『創作者』(監督:エマ・ロザンスキー)
『殺人フィルム』(監督:モード・ミショー)
『東京ハロウィンナイト』(監督:岡田まり)
『エンスト』(監督:カレン・ラム)
『ネクロマンサー』(監督:ローリー・ボーウェン)
『遠吠え』(監督:フランチェスカ・レヴェルディート)
『小さなプリタ』(監督:ソフィア・カリッジョ)
『ドッペルゲンガー』(監督:シェ・ティンハン)
『パパっ子』(監督:ヘレン・コミニ・オルセン)
『シェアハウス』(監督:ブリオニー・キッド)
『カモフラージュ』(監督:モニカ・ヴェネッサ・テッジャ)
『人間卓子』(監督:イザベル・グロンディン)
『マタドール』(監督:ジジ・ソール・ゲレロ)
『精肉店』(監督:マリア・サンチェス・テストン)
『死ぬ為の5つの方法』(監督:ダイナ・パパダキ)
『かくれんぼ』(監督:チョーヒ・チャン)
『モンスター』(監督:デブラ・バーンズ)
『Dump』(監督:河野如華)
『胎児』(監督:ナタリー・エリカ・ジェームズ)
『イノセンス』(監督:ヨバンカ・ブコビッチ)
『コール・ガール』(監督:ジル・シックス・ガヴァーギジアン)
『悲しみの家』(監督:ソフィア・カリッジョ)
『ガールファイト』(監督:ジェン・ソスカ&シルビア・ソスカ)