12月3日にリリースされるクラムボンのトリビュートアルバムのタイトルが『Why not Clammbon!?~クラムボン・トリビュート』に決定。あわせて全収録曲とジャケットが公開された。
2015年に結成20周年を迎えるにあたって、今年から様々な企画を行っているクラムボン。同作には、Buffalo Daughter、downy、GREAT3、HUSKING BEE、Mice Parade、NONA REEVES、TOKYO No.1 SOUL SET、青葉市子、ストレイテナー、蓮沼執太フィル、salyu × salyu、小室哲哉、ハナレグミ、レキシの14組が参加する。
今回明らかになった収録曲は、salyu × salyuによる“アホイ!”、レキシによる“大貧民(♠♣♥♦)”、青葉市子による“雨”、小室哲哉による“バイタルサイン~Tetsuya Komuro Remix~”など全14曲。さらに、同作に寄せた各アーティストからのコメントも公開されている。
ホリエアツシ(ストレイテナー)のコメント
参加できたことが本当に光栄です。
原曲が凄過ぎて、太刀打ちできないほどセンスの宝庫なので、開きなおってパワーポップにしてしまいました。結果、とても気に入っております。蓮沼執太のコメント
20年という長い時のなかで、様々な人々が持っているたくさんの「クラムボン」という存在に出来るだけ近くに居れるような楽曲を作りました。おめでとうございます。
salyu × salyuのコメント
特別な節目のときにこのようなかたちで携わることができたことをこころから嬉しく思っています。
20周年、本当におめでとうございます。
これからもクラムボンの色とりどりのエモーションをいっぱい聞かせて下さい。レキシのコメント
歌詞に歴史(レキシ)が出てくるというだけで無茶ぶりされまして、ベースのヒロ出島(山口寛雄)と2人で参加させていただきましたが、いざやってみるとこれが思いのほか楽しくて、それはサイコーの見せ場なの♪アディオス!
ハナレグミのコメント
クラムボンの皆様
20周年おめでとうございます。
思えばと~くへ 来たもんだぁ~
しかし、いつの時も変わらぬ探究心と情熱を3人の音楽からはひしひしと感じます。リスペクト。
今回は初期名曲の華香るある日おもいっきり、バンドでファンクネスにやりちらかさしてもらいました。
なんというか、どんな風にアレンジをしてもクラムボン風味はなくならない、曲の強さをあらためて実感したよ。西寺郷太(NONA REEVES)のコメント
ワーナー同期組、「北青山的」の根性見せたで。
アニバーサリー、おめでとう。
ノーナの時も、よろしくやで。Baffalo Daughterのコメント
出だしからの歌(初音ミクっぽい逆回転)は、言葉を逆に言ったものを逆回転して正常の言葉にしています。狙いはブラックロッジのローラ・パーマーなんですが、大野がやったらなぜか初音ミク風になり、それはそれで面白いと思ってます。
イマっぽいシンガーソングDAWギャルのテイストにサイケデリック感が合わさった結果が「クレイジー」な仕上げ、というのが落とし所かなと、、ローラパーマーみたいな真面目なんだかワルなんだか、表と裏がよくわからない狂った感じのメインの女性が、感情の起伏のない感じで「ロッククライミングしている」のが「ロックンロールしている」というのとシンクロするし面白いのではと。ブラックロッジでも「レッツロック」、と逆回転で赤いスーツの小人が言っていました。downyのコメント
清々しい音を粛々と紡ぐ僕等のリスペクトは過剰で夜の淵からクラムボンを見つめました。
抑揚が嗚呼と嗤ってくれました片寄明人(GREAT3)のコメント
独創的な音、そして3人の絶妙なバランス、クラムボンはいつだって素晴らしい。
白根賢一(GREAT3)のコメント
夏の終わりの明け方の、匂いや湿度・空の色を思い出させる名曲。
jan(GREAT3)のコメント
踝が生ぬるいぞ。BLUE。君に会いたくなりました
川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)のコメント
はなればなれ、という大好きな曲のオファーを頂いて!
プレッシャーを大変感じましたが、なんとか、いい作品に仕上がりました! 結成20周年おめでとう!!磯部正文(HUSKING BEE)のコメント
クラムボン20周年おめでとうございます
音楽を愉しみ続ける姿勢が 沢山の人を包み続ける様は素晴らしいです
今回のトリビュートにHUSKING BEEで参加出来て光栄であります
候補曲は幾つかあったのですがシンパシー感じ選んだ曲を
クラムボンの叙情に僕らの叙情が重なり合ったようです青葉市子のコメント
クラムボン20周年おめでとうございます
20年の間に、何回雨は降ったのかな、その雨の中で、どんな話をして、どんな音を、鳴らしてきたのかなあ
ちいさな一粒がたくさん集まって、雨のように。
クラムボンのこれからが、色とりどりのたくさんの粒で満たされますように。アダム・ピアース(Mice Parade)のコメント
ミト、郁子、大助はぼくの日本のベスト・フレンドなんだ。だから、このプロジェクトに参加できてとても興奮したよ。彼らとはいい思い出がたくさんあって感謝しているし、これからももっと共有したいと思っているんだ。
ぼくたちがコラボレートしたアルバム、『id』から選曲するというのは自然なことだと思う。
「ハレルヤ」という言葉は、たいてい高揚感とともに発せられるものだと思うんだ。なにかを祝福して、大声で叫んでね。だから、郁子がこの曲をとても静かに優しく歌っているのがすごく興味深いんだ。
レゲエはお祝いの音楽だ(少なくとも、ハッピーなレゲエは)。みんなこの音楽が大好きだと思うし、クラムボンの友人たちにこれを聴かせて笑わせたいと思ったんだ。
ぼくの目的は、自由でかっこうをつける必要のない普遍的な音楽のスタイルで、「ハレルヤ」という言葉の高揚感を残すことだったんだ。そして、みんなを笑わせたり、ニコッとさせたり、もちろん、踊らせたりしたかったんだよ。小室哲哉のコメント
20周年、おめでとうございます。
参加させていただきとても光栄に思っています。
声とメロディの魅力を活かせるように心掛けました。
またなにかありましたらぜひ。
リリース情報
V.A.
『Why not Clammbon!?~クラムボン・トリビュート』(CD)
2014年12月3日(水)発売
価格:3,240円(税込)
COCP-38844
1. Folklore / ストレイテナー
2. ある鼓動 / 蓮沼執太フィル
3. アホイ! / salyu × salyu
4. 大貧民(♠♣♥♦) / レキシ
5. 華香るある日 ~clommbon loves clammbon ver ~ / ハナレグミ
6. SUPER☆STAR / NONA REEVES
7. ロッククライミング ~Let's Roooooock Mix~ / Buffalo Daughter
8. 5716 / downy
9. 246 / GREAT3
10. はなれ ばなれ / TOKYO No.1 SOUL SET
11. 海の風景 / HUSKING BEE
12. 雨 / 青葉市子
13. ハレルヤ / Mice Parade(featuring Chancellor)
14. バイタルサイン~Tetsuya Komuro Remix~ / 小室哲哉