スカートの12インチシングル『シリウス』、ジャケットは町田洋の描き下ろし

2014.11.06 Thu

スカートの12インチアナログシングル『シリウス』が、12月1日にリリースされる。

今年6月にアルバム『サイダーの庭』をリリースしたスカート。約6か月ぶりの新作となる『シリウス』には、今年の夏に作られたタイトル曲や、シマダボーイ（NATURE DANGER GANG、フジロッ久（仮）、無呼吸過呼吸深呼吸）が参加した“タタノアドラ”、『ユースカ』創刊号にダウンロードURLが掲載されたokadadaとの共作曲“回想”など全4曲が収録される。

同作のジャケットには、『第17回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門新人賞を受賞した『夏休みの町』や、短編集『惑星9の休日』などで知られる漫画家・町田洋の描き下ろしイラストを使用。リリース元はカクバリズムとなる。

なお、スカートは11月12日に東京・渋谷のWWWでワンマンライブ『スカートワンマンショウ -The First Waltz Award-』を開催。会場では『シリウス』の先行販売も行われる。

澤部渡（スカート）のコメント

今年の夏はとても調子がよく、自分の中で転機になり得る曲が2曲できました。ひとつは提供曲（11月の段階では未発表）で、もうひとつが今回の表題曲“シリウス”でした。曲が出来上がって「これはなんとかしなければならない！」という衝動に突き動かされたのは2011年発表の“ストーリー”以来のことです。2014年6月発表した『サイダーの庭』でやり残したバンドサウンドの可能性を追求するような形で出来上がったのが今回の『シリウス』です。A面、表題曲“シリウス”と憎めないショートポップ“どうしてこんなに晴れているのに”はシンプルに4人だけで鳴らしました。B面はゲストとしてNATURE DANGER GANGやフジロッ久（仮）で活躍するシマダボーイ君を迎えて今までのスカートとはまた違ったシリアスさをのぞかせる“タタノアドラ”、okadada君と共作した“回想”をよりフィジカルにクる感じに仕上げました。深く、かつ、シンプルにやるのがスカートの最新です。どうか楽しんでいただければ、と。